今回は、おすすめの髭剃りの道具を紹介していきます。
日本で多く使われている代表的な道具を三つ、それぞれの特徴とともに解説してご紹介していきます。
普段使っている馴染みのあるものに愛着を感じて使っていらっしゃるかもしれませんね。でも、意外にも他の髭剃り道具のほうが自分にピッタリくるというケースも有るかもしれません。この機会に一度、ご紹介する3つの道具をチェックして、別のタイプのものを選択肢てみるのもいいかもしれませんよ^^。
日本で最も普及している髭剃り道具、T字カミソリ
近所のドラッグストアだけでなく、ホテルなどの宿泊施設にも多く置かれている、日本人にとって最も馴染みのある髭剃り道具といえば、ご存知T字カミソリです。
このカミソリを使って初めての髭剃りを経験した人が一番多いのではないでしょうか。
T字カミソリの最大の特徴としてはなんといってもその手軽さと、剃りやすさです。
お店で安くまとめ売りしていたり、宿泊施設で備品として置いてあったり、髭剃りの定番としての地位を確保しており、T字という形状によって顎や口の下といった髭剃りのしづらい部分も比較的簡単に剃る事ができます。
使い捨てタイプは強度もあまりないことから長持ちはしませんが、複数の刃を持っているものが多いために深剃りがしやすく、安価であるので切れ味が鈍くなってもすぐ次の物を用意できるなど手軽さは随一ですよね。
またホルダーと替刃が別々になっているタイプも多く販売されており、そのスタイリッシュなホルダーのデザインと、5枚、6枚と刃を持って硬い髭を根本まで剃ることができるという謳い文句のCMはテレビでも非常に馴染み深いもの。
刃が鈍くなってきたらカートリッジ式の新しい刃に簡単に替えることができるというのはカミソリという薄い刃を持った刃物にはとても有効な手段です。
多くの方が使っている、手軽さや性能面においてとても優秀な商品ですが、使っている方の意見では替刃が高いという不満の声も・・・。
デザインに優れるホルダーより高いというのは意外ですが、毎日使うとなるとどうしても費用は気になるところです。
有名メーカーによるとおおよそ2週間程度が替刃の交換の目安となっていますが、実際にはそこまで使い続けられるケースは多くないようです。
なるべく長持ちさせて使いたいという方は、適切な管理を徹底する必要があります。
そのポイントはカミソリの水分を拭きとって乾燥した状態におくのを徹底する、ということです。お風呂場に放置したり、濡れたまま保管している方は管理にもう少し気を使ってみると、グッと刃が長持ちするはずです。
T字を超える手軽さと、場所を選ばない便利さと安全性を兼ね備えた電動シェーバー
20世紀が始まって間もないころ、アラスカで仕事をしていたある軍人がある時こんなことを考えました。
マイナス何十度という極寒の世界では髭をまともに剃ることも難しい。水を使わずに、髭を剃る方法はないだろうか・・・。(by軍人)
彼は電気を動力として髭剃りをする機械のアイデアを交換し、研究を重ねて1930年代にようやく形となってその商品が市場に発表されました。
その軍人の名前はヤコブ・シック。そう、コマーシャルでもお馴染みの、かの有名な髭剃りグッズのブランド、Shickの名前の元になった人物です。
彼の考えたのは電気を動力とし、水なしで、刃を直接触らず安全に刃を交換できるシェーバーでした。(最も、ごく初期の製品は鈍った芝刈り機で髭を剃るような感触だったそうですが・・・^^;)
発売から80年が過ぎましたが、今でも最初の理念は生きており、どこでも髭剃りができる電動シェーバーはビジネスマンの強い味方ですよね。
電動シェーバーは海外メーカーが主流でしたが現在では日本のメーカーも優れた商品を豊富にラインナップしており、国産品を愛用する人も多いです。
今やT字カミソリに負けない深剃りが可能で、デザインもとても優れており、価格帯も幅広く自分にあったシェーバーを購入するのが容易となっています。
電動シェーバーといえば気になるのが替刃の時期ですが、これは使っている製品やユーザーの髭の状態によって異なってくるために、一概に断定できるものではありません。
なので、電動シェーバーを購入した際には取り扱い説明書を必ず保管するようにしましょう。
説明書に適切な替刃の交換時期が記載されているので、無くさないようにしたいものです。
電動シェーバーは、T字カミソリと同じく手入れがとても大事です。使ってそのままにしておくのではなくできれば使用ごとにしっかりと洗浄をおこなって清潔な状態を保ちましょう。
内部に髭や皮膚のカスがたまり、不衛生になりがちなのが電動シェーバーの気になるところです。不衛生にすると肌トラブルにつながってしまうので、しっかりと説明書にしたがって手入れを欠かさないようにする必要があります。
髭剃りが楽しくなる!?第三のシェーバー、両刃カミソリ
ここ最近、じわりと人気が出てきているのが古くからある一枚刃で作られている両刃カミソリです。
はっきり言ってこのカミソリはT字カミソリや電動シェーバーに比べると格段に使い勝手が悪く、忙しい朝などにはとても不向きなカミソリです。
しかしなぜ人気が出てきているのかというと、その渋いスタイルと肌をきれいな状態に保ったまましっかりとした髭剃りが行えるという点、さらには群を抜く経済性がその理由です。
このカミソリはドラッグストアではほとんど販売されていないため、百貨店やamazonなどのネット通販サイトで購入することをおすすめします。
どんな両刃カミソリがあるのか?両刃カミソリ一覧はこちら>>
両刃カミソリはT字カミソリや電動シェーバーに採用されているカートリッジ式の替刃ではなく、カミソリの刃を直接自分で交換するために安全性にやや難があります。
また現在のカートリッジ式の替刃には必ず付いているクッション性も無いために髭を剃るのに熟練が必要で、慣れないうちは流血するはずです(笑)。
さらにしっかりと髭を蒸しタオルで温め、泡立てたシェービングフォームを肌に塗ってから剃るという手順が必要なために、時間もかかります。
こんな手間のかかる、いわば1分1秒を争うビジネスマンの忙しい朝のことを考えれば、時代遅れといえそうなカミソリですが、しかしその切れ味は最高です。
クッション性がないために逆に髭がチリチリと音を立てて切れていくのがよくわかりますし、一度すべらせれば深く剃れるために肌がしっとりと美しくなります。
ホルダーも金属製のものが多く、その重量感はまさに男のアイテムです。
剃るのに熟練を要しますが、こだわりのある人にはその過程すらも楽しめるかもしれません。
ドイツ製のホルダーの人気が高く、シェービングブラシやスタンドなど用具を揃えるのも楽しいまさにオトナ向けの髭剃り用具です。
替刃の価格は4枚刃、5枚刃のカートリッジ式の替刃と比べるとおおよそ3分の1程度の価格で、しかも刃の互換性が高くメーカーを絞る必要が殆ど無いという経済的なメリットもとても高いです。
両刃カミソリの使い方が分からなくても動画を参考にすれば、いくらでも方法を学べるので、剃り方を習得するのに不便はほとんどありません。
使い辛さという点は間違いなく存在するカミソリではありますが、習熟したときには今までのカミソリには戻れなくなるような使い心地を得られる両刃カミソリ。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
あとがき
代表的な髭剃り用具を解説してきましたが、今回の記事が改めて自分のシェーバーを見直す良い機会となれば幸いです^^。
どのような髭剃り用具でも、そのメーカーが心血を注いだ技術が使われています。
たかが髭剃りといえども男性であれば毎日必ず行うことです。
気分よく毎日を過ごすためにも、色々なシェーバーを試してみてくださいね!
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