髭剃りに必要なものは?正しい順番とやり方、お手入れ方法まで解説!

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男性の身だしなみの基本の髭剃り。毎日欠かすことのできないお手入れですが、初めて髭を剃った時のことを覚えていますか?
父親や友達にコツを聞いたり、あるいはネットで調べてみたりしながら髭剃りを始めたというケースが一番多いものですが、毎日のある意味習慣ともいえる髭剃りなので、しばらく髭を剃っていると自己流のアレンジが加わっていっていることでしょう。

となると、実は本来の正しい髭剃りの仕方から離れてしまっているという人が多いんですよね。

そこで今回の記事では、髭剃りの基本をもう一度おさらいするという意味で、髭剃り用具の種類と正しい髭剃りのやり方、お手入れ方法について解説していきます。参考になさってみてくださいね!

目次

髭剃りに必要なものは?正しい順番とやり方

さてそれでは初心にかえって髭剃りの基本をおさらいしていきましょう。
みなさんお持ちだと思いますが、まず必要なものから。

  1. シェーバー(T字カミソリや電動シェーバーなど)
  2. シェービングフォーム(ひげそり用の物を使用しましょう。理由は後述)
  3. アフターケアローション(乳液などでも代用可。)

基本のアイテムは上記の三点です。
シェーバーにも色々あり、日本ではT字カミソリ電動シェーバーが人気です。前者は手軽さ、後者は前準備が必要ないため時間がない時にも確実に髭を剃れますね。

一方の海外でメジャーなのは、日本でも近年人気が出てきているのが両刃カミソリです。日本で主に流通しているドイツのメーカーのものを見ると品があって大人の道具という味もあり、深剃りが可能、替刃が安価という利点があります。少々値が張ることと、剃るときに最初コツがいるのが難点です。

いずれにせよ、シェーバーに求められるのはズバリ「切れ味」です。切れ味が鈍くなってくると深く剃れないために見栄えが悪くなる、肌を必要以上に削ってしまうために髭剃り負けを起こしやすくなるなど、トラブルが続出してきます。カミソリの刃は消耗品として割りきって考え、切れ味が悪くなったらすぐ替えましょう

2と3については前準備と後のケアということで必要不可欠です。
綺麗に剃れない、髭剃り負けで肌が痛い、出血する・・・などの髭剃りのトラブルを回避するためには、これらを上手に使う必要があります。

2のシェービングフォームは必ず髭剃り専用の物を使用しましょう。
髭剃りの準備としてしなければならないことは、肌を潤わせて髭を柔らかくすること、カミソリの抵抗を軽減するためになめらかさを肌に与えること。この二点が重要です。
普通の石鹸などを使うとたしかに肌へのカミソリの抵抗は減るように思えるのですが、石鹸は顔の肌に存在する皮脂を髭剃りには不適切なほどに洗い流してしまいます。皮脂が減った状態ですとカミソリの刃がもろに肌を削り、潤いを奪い、激しいカミソリ負けを引き起こす可能性があります。

3のアフターケアローションは、カミソリの刃で削られた肌を保湿して、肌の再生を促すために必要なことです。
丁寧にケアをすることで剃刀負けを防止し、繊細な顔の皮膚を美しく清潔な状態に保つことができます。
「保湿」ということが髭剃りにはとても重要なのがお分かり頂けましたでしょうか?

さてでは、具体的な手順と剃り方ですが、

STEP
準備

暖かなお湯でゆっくり顔を洗うか、蒸しタオルで剃る部分を覆う。これによって髭が柔らかくなり、抵抗が減る。その後、フォームを顔につける。

STEP
剃る

基本的には順剃り。すなわち髭の生えている方向に沿って剃る。顎などは逆剃りでも良いが、何回も同じ場所を剃らず、一度で剃るようにする。(前準備と切れ味の良い刃が必須)

STEP
ケア

丁寧にすすぎ(冷水だと肌が引き締まって毛穴に汚れなどが入りづらくなる。)、乳液などを肌につける。肌に刺激が少ないものがおすすめ。

基本は以上になります。準備やケアを疎かにしている方はいませんか?上に記載した3点は最低限するべき事項なので、今までやっていなかった方はぜひ早めに始めるようにしてくださいね!

髭剃りの頻度はどれくらいが最適?それない毛はどうすればいい?

仲の良い友達であれば「おい、お前ヒゲ剃りどうやってんの?」と気軽に聞けても、他の一般的な男性がどれくらいの頻度で髭を剃っているのか、なかなか知る機会はありませんよね。みなさん平均的にどれくらいの頻度でヒゲ剃りをしているのでしょうか?

体質的に髭が薄い人や、あまり人前に出る必要の無い職業に就いている人の中には2日に一回や3日に一回という人も結構います。
中には一週間以上剃らなかったり、髪を切る時だけ理髪店で手入れしてもらうという人も稀にいます。ただこの場合はどちらかというと髭をファッションとして楽しんでいたりするといったケースでしょうね。

一般的な社会人であれば、基本的には毎日一回の髭剃りをしています。
社会人ともなれば無精髭を放置しているのは好ましくないので当然の結果ともいえますが、髭の濃さや伸びる速さは人それぞれなので、自分に合った頻度で構いません。
毛深くてすぐに毛が生えてくるという人の中には1日1回では足りず、複数回剃るという人もいますし、それが原因で皮膚を痛めるのが心配ということから最終的にはひげ脱毛の専門サロンで脱毛サービスを受ける人もいます。

人それぞれと同じく、髭の生え方もまさしく十人十色で、髭の剃り方もセオリーはあるとはいえ、自分の髭の生え方を見極めて剃っているといったところでしょうか。

しかし人それぞれの生え方だとしても、剃りづらい場所というのは大体決まっています

剃りづらい場所はあご鼻の下口の下といった、髭が濃くなりやすく、しかも毛が硬い部分です。
こうした場所を上手に剃るコツはまず、剃りにくい場所は最後に剃るということです。
その理由は最後に剃ることで髭が水分を吸収して柔らかくなり、最大限に剃りやすくすることができるからです。
剃り方は基本通り毛の生えている方向に剃る順剃り。もし剃り残しがあったり深く剃れていない場合はなるべく肌にカミソリを強く当てないようにして逆剃りをして仕上げを行います。このとき生えている方向の斜め下から斜め上に角度を少しつけて逆剃りをすると深く剃る事が可能です。

髭剃り刃の交換頻度と毎日の手入れは?

最初の章でも説明しましたが、理想的な髭剃りには切れ味の良い刃が絶対に必要です。
ここでは刃を替えるタイミングについて説明します。

まずカミソリメーカー大手のシック社では、2週間で刃を替えることを推奨しています。同じく大手のジレットの場合は最大で1ヶ月との表示がありますが、基本的には使用頻度に応じて替えるように勧めています。
髭の生え方には個人差がかなり激しく、髭を剃る頻度も人によってそれぞれですのでこういった姿勢は当然といえるでしょう。

理容師さんにも聞いてみましたが、大体10人のお客さんの髭を剃ったら替える、というのが基本のようです。
髭の濃さも人それぞれなので、10人という目安を設けているのですね。
ほとんどの男性は一日一回髭を剃っていると思いますので、理容師さんの感覚で言えば大体10日前後で替えるということになりますね。
理容師さんは当然プロですからカミソリの切れ味にはかなり気を遣っているはずですが、自分で髭剃りをする分にはそこまで注意を払う必要もない、と考える人も多いでしょう。
よって基本的な替刃のタイミングは10日以上、2週間以内というのを一つの目安と考えると扱いやすいですね。

なお、電動シェーバーの替刃タイミングは製品によって様々です。外刃は1年、内刃は2年で交換というのが一般的ですが、自分の持っている製品の説明書を確認して適切な時期に刃を交換するようにしましょう。

そして、カミソリの手入れですが、T字型のカミソリの場合は軽く冷水かぬるま湯で洗って目詰まりを取ったあとはなるべく乾燥するような場所に保管するだけで十分です。拭きあげたりする必要は無いのですね。ただし、お風呂場に置きっぱなしは厳禁です。刃がサビて危険ですので絶対にやめましょう。

電動シェーバーの場合は製品によって異なるのでよく自分のシェーバーの説明書を確認しましょう。大きく分けると水洗いができるかできないかで分けることができます。

水洗いができるタイプは電源コードを抜いてカバーを外し、中の刃を洗います。洗浄用のフォームなどがあるのであれば積極的に使用しましょう。
水洗いができないタイプは専用のブラシでよく汚れを落としましょう。刃の向きに気を付けて、刃を傷めないようにしてください。
両方に共通するのは基本的には毎日ひげそり後に手入れをするということです。そして、濡れたままにせずなるべく乾燥した状態に置くこと。

髭剃りという行為は顔の皮膚を表面的に削っています。皮膚がシェーバーに溜まっているのに放置すると雑菌が繁殖してしまい、異臭やニキビの原因ともなってしまいます

いずれのカミソリでも電動シェーバーでも共通するのは乾燥させた状態にするというのが忘れてはならない基本です。

プレミアムアフターシェイブローション

まとめ

髭の生え方は人それぞれで、剃る頻度から生える方向まで個人差が激しいものです。


しかし、だからといって自分流に髭剃りをしてしまうのは大切な肌を痛め、失敗を招きやすくしてしまいます。

まず正しい髭剃りの仕方をしっかりマスターし、その上で自分の髭の生え方を見極めましょう^^。
ほとんどの方が毎日行う髭剃り。ここで紹介した基本が皆様のお役にたてば幸いです。

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