妊娠が分かると気になるのは性別ですよね。
男の子なのか、女の子なのか、早く知りたい!と思うママもいれば、気になるけれど生まれてからのお楽しみでそれまで我慢する、知りたくないというママも・・・。
あなたは赤ちゃんは男の子と女の子、どちらを望んでいますか?
今日は気になる赤ちゃんの性別についていつ決まるのか?いつから分かるのか?途中で性別が変わることはあるのか?についてお伝えしていきます。
赤ちゃんの性別はいつ分かる?
小さいうちは可愛いお洋服をいっぱい着せて、大きくなったら一緒にショッピングをしたり、お料理をしたり、旅行をしたり・・・友達親子のように過ごしたい!と女の子を望むママもいれば、大きくなったら一緒にキャッチボールやサッカーをすることを楽しみにして男の子を期待するパパ、ハンサムな夫にそっくりな男の子が生まれて欲しいと思うママ・・・。
人ぞれぞれで望むところは違いますが、妊娠してすぐには分からない性別だけに、気になりますよね^^。
赤ちゃんの性別はいつ分かるのでしょうか?
お腹の中の赤ちゃんの見た前で区別ができるようになるのはだいたい妊娠16週頃からです。
そして、はっきりと確認できるのは妊娠24週くらいの段階です。つまり妊娠5ヶ月~6ヶ月くらいに判明すると理解しておくといいでしょう。
なので、性別を産まれるまで知りたくないというママは逆に言うとこの時期になる前の段階で、「生まれるまで性別は言わないでください」と先生や看護師さんに伝えておきましょう。親切心だと思って先に言われちゃう可能性もあります。
赤ちゃんの性別はいつどうやって決まる?
では、赤ちゃんの性別はいつ決まるのでしょうか?受精後に成長しながらどんどんと形ができていく段階で性別も決まっていくようなイメージを持つ人が多いですが、実は赤ちゃんの性別は受精の段階で決定します。
昔、理科の時間に「X染色体」、「Y染色体」という言葉を習ったことを覚えていますか?
精子の中にある23組目の染色体であるこの「X染色体」、「Y染色体」のどちらの染色体が卵子に受精するかによって性別が決まるのです。つまり、ママの卵子にY染色体をもつ精子が受精すれば男の子に、X染色体をもつ精子が受精すれば女の子になります。
赤ちゃんの性別が変わることはある?
赤ちゃんの性別が成長の過程で突然変わるということ・・・ありそうでなさそうで・・・。いったいどちらなのでしょうか?
正解は、途中で性別が変わることはありません。
受精の段階で女の子であることが決まったけど「やっぱり男の子になりたい!」と遺伝子がコロッと変更してしまうなんてことはないんですね^^;。
受精した精子の染色体によって赤ちゃんの性別はその時点ではっきりと決まっているので、妊娠中にママが性別を変えるために努力してもその努力は性別決定にはなんの影響も与えることはないのです。
でも稀に、「女の子ですよ」と産婦人科医に言われたのに、途中で「やっぱり男の子だった!」と言われた、ということが起こったりします。
性別が分かった!と思ってベビー服を早速たくさん買い込んでいたら途中で変わってしまった・・・なんて困っちゃいますよね。
なぜこのようなことが起こるのかというと、性別の判断は超音波検査(エコー)で行われますが、お腹の中の赤ちゃんの角度によって性器が見えたり見えなかったりするためです。
赤ちゃんの手や足で股の部分が隠れたり、お尻しか見えなかったりするとなかなか判断ができません。
また、赤ちゃんとママをつなぐへその緒が男性器に見えてしまうという誤認もあります。目視で判断するだけにハッキリとうつってくれないと難しいんですよね。
なので、その時の赤ちゃんのご機嫌(?)具合によっては、早く知りたくてもなかなか分からないというママも結構いるんですよ^^。
もしも、自分の産婦人科ではなかなか性別を教えてくれない、他の同じくらいのプレママはみんなもうベビちゃんの性別が分かっているのに、どうして自分だけ分からないの?と心配する必要はありません。
先生によっては誤診が心配で、確実じゃないと言ってくれない先生もいます。
また、日本産婦人科学会で、胎児の性別を産婦に告知することについて慎重な対応が求められるとして、性別を伝えることを推奨していないという事実もあります。
どちらの性別かによって起こりえる中絶を抑止する目的のためです。
おわりに
ママのお腹の出具合(前に突き出す突っ張り具合)や形、ママの顔が厳しくなる、つわりが重いなどの見た目や妊娠中の症状からお腹の中の赤ちゃんの男女の性別が分かるという噂があったりしますが、実際にはこれはあくまで都市伝説な噂にすぎないことがおわかりいただけたのではないでしょうか?
どちらの赤ちゃんが生まれても愛おしいわが子。これから性別が明らかになるまで楽しみにその日を待ってください^^。
コメント