ゴキブリはどこからやって来る?産卵期と生態、一匹いれば百匹は本当?

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ある日、リビングでくつろいでいると、何やら黒いものがモゾモゾと・・・・。
エッ!!まさかあれは・・・(゚д゚)/と、良~く見てみると、まさかのそうゴキブリ!!
ここ最近はゴキブリなんて見かけたこともなかったのに、油断したか・・・!

・・・なんて経験、ありませんか?

本当に気持ち悪いゴキブリ。想像するのさえ恐ろしいという虫の中でも一番恐怖の対象だという女性も結構多いですよね。
今回は、

  • ゴキブリはいったいどこからやって来るのか?
  • よく出没しやすいと言われる古いアパートやマンションではどのように対策をすればよいのか?

など、できれば遭遇したくないゴキブリについて傾向と対策を解説していきます。

目次

ゴキブリはどこからやって来る?産卵期と生態、なぜ出るの?

ゴキブリが出ると、思わず反射的に「きゃーーーー!」と大悲鳴を上げてしまいますよね。時としてはパニックになってその場で固まってしまい、その間に逃げられてしまうことも・・・。

ところで、ゴキブリって、そもそもどんな生き物なんでしょうか?
ゴキブリの生態についてまとめてみました。

ゴキブリの歴史は長い!3億年前から出現

ゴキブリの生命力についてはよく取り上げられるのでご存知かもしれませんが、なんと3億年前から出現していました。私たちの知らない世界を生き抜いてきた種であるというわけですね。

なんとゴキブリの種類は10000種以上!

日本では50種類くらい確認されているゴキブリ。実はその種類はなんと10000種以上と入れています。
代表的なゴキブリは、チャバネゴキブリ・クロゴキブリ・ヤマトゴキブリ・ワモンゴキブリ・コワモンゴキブリ等。
また、家の中で多く見かけるのは、チャバネゴキブリとクロゴキブリです。

ゴキブリの産卵期はいつ?

ゴキブリの産卵期は、5~10月です。
卵鞘(らんしょう)という、鞘の中に産卵します。1つの卵鞘の中には約25個前後の卵があり、40日程度で孵化(ふか)します。
そして、活発期(夏等気温の高い時)にはなんと数日おきに産卵するのです。
一度に産む卵は、クロゴキブリの場合は20~30個程度、チャバネゴキブリの場合は18~50個程度と個体によって数に幅があります。

そして、そんなゴキブリの卵を好物とするのがムカデです。
ムカデについての記事は以下をご参照下さい。

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ゴキブリの好物は何?

ゴキブリは雑食性ですが、中でもゴキブリの大好物は肉、チーズ、でんぷん、油脂
柔らかくて、小さいものが好物なのです。
そして、ゴキブリにとっては水が生命線となっています。

ゴキブリには高感度な嗅覚が!

ゴキブリはあのいつも揺れている触角で臭いを感じ取っています。そして、仲間のフェロモンの匂いを感じ取ることにも優れている(ゴキブリのフンや大顎腺から出ている)のが特徴です。

ゴキブリが出没する時期・時間・場所は?

ゴキブリが出没するのは春~夏の暖かい時期がメインです。
そして時間帯としては、日没後~夜明け前が一番多く、暗くて湿気が多く汚い場所を好んでいます。

では、ゴキブリはなぜ出てくるのでしょうか?

大まかに言えば

屋外から
室内で卵が孵化したから

この2点です。

卵が孵化すればゴキブリが発生するというのは理解できると思いますが、では、屋外からって、いったいどういう経路で侵入してくるのでしょうか?

実は、ゴキブリは普段、

玄関や窓から侵入

してきているのです。

つまり、ゴキブリが侵入しないようにするためには、

1)しっかり戸締りする
2)網戸と窓ガラスとの隙間や、少し破れた個所からも侵入可能なので、隙間を作らない
3)頻繁に開け閉めする窓やドアは、外側にホウ酸ダンゴ等置いておく

などの対策が必要です。

また、特に注意したいのは、

排水口や通風口や換気扇から侵入

こちらは、

1)排水口は、常に蓋をしておく
2)穴にはストッキング等をかぶせておく
3)換気扇は、ゴキブリの好物である汚れを残しておかない、汚れ防止のフィルター等を貼る

といった対策を取るようにします。

この他にも、エアコン室外機のパイプから侵入することもあります。なので、ストッキング等、細かい網のような物をかけておくと良いでしょう。

こうして侵入経路を見てみると、油断すると本当にどこからでもゴキブリがホイホイとやってくるようで怖いですね><。
でも、しっかり対策していれば大丈夫なので、ゴキブリ対策をきちんとするようにしましょう。

ゴキブリが一匹いれば百匹は本当?

この言葉、実際よく聞きますよね?
それに個人的にも、ゴキブリは「増殖する」「増えるのが早い」というイメージもありますよね。
実際に真実であるのか、すごく気になるところ!であるかとは思いますが・・・、

実は、百匹というのは大袈裟かもしれませんが、こう言われる根拠は確かにあるんです。

1章でもお話しましたが、ゴキブリは、チャバネゴキブリの場合、一度に産む卵は、多くて50個です。
これらが孵化したとして、さらにそこからそれぞれが増えて・・・・と
う~~ん、リアルに想像すると気持ち悪いので、あまり考えたくないはないですよね!

ただ、成虫まで生き残れるのは、ほんの数%なので、「百匹」というのは現実的にはよほどゴキブリにとって快適過ぎる環境でまさにゴキブリ屋敷とまでいかないとなかなかないかもしれませんが、何十匹ということは当然ながらあり得るというわけです。

また、さきほどゴキブリの生態でも触れましたが、ゴキブリは仲間のフェロモンの匂いを感じ取ることに優れています。
このフェルモンで仲間を集め、成長を促進させ繁殖が活発になるのです。

そういうことが重なれば…
ゴキブリが仲間を呼んで、その仲間も他の仲間を呼んで、どんどんどんどん・・・!!!ゴキブリが増えていく…。。。。。
考えるだけでも恐ろしいですね。

ということで、ゴキブリがたった一匹で孤独に生息している、ということはほとんどありえません。

結論!

「ゴキブリが一匹いれば百匹いる」は大袈裟だけど、「ゴキブリが一匹いれば何十匹いる可能性がある」

ということになります。

ゴキブリ対策 古いマンション・アパートの場合にはどうする?

ゴキブリは、とにかく繁殖力がすごいので、増える前の段階で駆除しておきたいものです。

戸建てであれば、バルサン等、比較的自由にいろいろな方法で退治することが可能かと思います。
が、アパートやマンションの場合はどうなんだろうか?と気になりますよね。特に新築よりは中古の古いアパートやマンションはゴキブリ対策をしっかりしなくちゃいけないというイメージも強いのではないでしょうか?

基本、ゴキブリ対策は戸建てとほぼ同様となりますが、

集合住宅の特性を考えると、いくつか注意したいポイント

があるので、ご紹介したいと思います。

ゴキブリ対策では「排水口・通気口・エアコン・ベランダの窓等、全ての穴や隙間を塞ぐ」は戸建てと同じ

1章でもお話しましたが、わずかな隙間や穴から、ゴキブリは侵入してきます。
ただ、ドアや窓は、結構頻繁に開け閉めしますよね?1日中ずっと塞ぐことは現実的にはほぼ不可能です。
そんな場合は、ホウ酸ダンゴ等を置いておくと良いでしょう。

また、アパートの場合、キッチンが建物の基礎部分と繋がっていることがあります。
排水口もあるし、キッチンは何かと盲点になりやすい場所でもあります。
アパートによっては壁面にベニヤ板みたいなものが貼ってあることもありますよね?
その場合、大抵ははめ込まれているだけで、接着してないことが多いので、隙間ができている可能性が大です。ガムテープ等を貼って、隙間を塞いでおきましょう。
とにかく、穴や隙間はしっかり塞いでしまうことが大切です。

共有部のゴキブリ対策

これは特にマンションに当てはまることなのですが、共用部にはボイラー・ガス配管設備・給排水設備等が配置されています。
こういった部分は、暗いし、暖かくて、水もあるので、まさにゴキブリにはもってこいの場所なのです。

ここからゴキブリが発生して、各部屋にやってくるパターンがほとんどです。
なので、共用部こそゴキブリを退治しなくてはならない場所であると言っても過言ではありません。

でも、共用部は、個人でどうこうできる場所ではないというのが現実。
一人で悩んでいないで、あまりにもゴキブリの出没があるといった場合には、まずは管理会社に相談してみましょう。
場合によってはプロの方に駆除をお願いする等、何らかの対策がされることもあります。

木造アパートと鉄骨マンション、ゴキブリが多いのはどっちは?

木造の戸建ても同様なのですが、木で作られている分、雨等によって湿気が壁の中にこもり、ゴキブリが発生しやすくなります
また、見えない部分に、いろんな虫によって穴があけられる場合もあるので、そこからゴキブリも侵入してくる可能性も・・・。

木造と鉄骨造りのマンションでは構造上、どうしても断然鉄骨マンションのほうがゴキブリは出にくいものです。
木造の場合には先に上げた対策を徹底することが必須です。
とはいえ、集合住宅という環境上、どんなに対策を徹底しても大量のゴキブリ発生が止まないということもありえます。となると、最終的には、鉄骨造のアパートへの引っ越しという選択肢を考慮することも必要になってくるかもしれませんね。

1階が飲食店のマンションはゴキブリがよく出る?

飲食店は、どうしてもゴキブリが発生しやすくなるのは確かです。
定期的な駆除をしていたとしても、駆除したゴキブリの中から、2階以上の住居部分にゴキブリが逃避して侵入してくる可能性もなくはありません。
もしもゴキブリを避けたいという明確な意図があるのであれば、賃貸マンションやアパートを考慮する時には、このようなタイプのお部屋は避けるようにするのが無難でしょう。

とにかく隙間や穴は完全に塞ぎ、ゴキブリの侵入を未然に防ぎ、もし入ってきてしまったら、確実に退治する!
ゴキブリ対策はなんといっても、これが一番です!

さいごに

いかがでしたか?

これは余談ですが、筆者は小学生の時、ピアノを習っていたのですが、発表会でメキシコ民謡の「ラ・クカラチャ」という楽曲を弾きました。
「ラ・クカラチャ」は、なんだかとても軽快な音楽だったという記憶があるのですが、実はスペイン語で「あぶらむし」や「ゴキブリ」という意味だということを最近になって知りました@@!
今回の記事を書きながら、なぜかその民謡がふと思い出されてきたのでした(笑)。

さて、冗談はこのくらいにして…

「ゴキブリは、絶対侵入させない!もし見つけたら、即退治!!」

ぜひ忘れないでくださいね^^。

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